「十字架のイエス・ベネディクト修道会」 は神への愛への信仰のうちに誕生しました。
「明らかに神が招いていると思われる人を、単に健康が損なわれているという理由で修道生活から除外できるだろうか?」
この問いかけが心にあった創立者ゴーシュロン神父 (当時モンマルトル大聖堂付司祭) は、指導していた数名の若い女性達と共に協力者のスザンヌ・ヴロトノフスカを初代総長として、1930年に十字架のイエスの愛の中で、典礼・念祷・沈黙・兄弟愛・仕事に特徴づけられた聖ベネディクトの戒律による簡素な隠世修道会を創立しました。
この会は教皇庁直轄の修道会で、聖ベネディクト会連合に加入しています。
健康に恵まれている人も、また身体的病気や障害を持つ人も同じ生活を分かち合うことが可能です。
その適応において、伝統的隠世修道生活の厳しい根本的要素は一つも軽視されていません。
1975年には、千葉県白子町に小さな土地を購入し、自分たちの家に住むことができるように
なりました。
現在フランスに3つ、アメリカに1つの修道院があり、会員は修道会全体の必要に応じて他
の修道院に派遣されることもあります。