春 野良猫 風太の死 桜の満開の聖木曜日が明ける前、50周年文集に書かれていた野良猫風太がひっそりと 息を引き取りました。 数年前から司祭館の前に住み着いていて、数ヶ月前からは庭の片隅に住んでいました。 老いて脚が不自由になっていた風太を姉妹たちは愛しく思い、いつ頃からか、台所からの 余り物をあげたりしていました。 びっこの脚を引きずりながら懸命に生きていた風太は、私たちを癒し、勇気を与えてくれる存在と なっていました。 姉妹たちは風太にありがとう、と言ってお別れしました。 |
<写真左> 弱くなって休んでいる風太 <写真右> この一週間、随分弱っていましたので、どこかへ失踪するかと思って いましたが、結局修道院の庭の片隅でみかん箱の住みかで息を引き取りました。 庭の十字架の道行きの第14留、イエスの埋葬の十字架のそばに葬りました。 |