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私と父とは一つである。  Sr.金井玉枝


今年の春ごろ、茂原教会の一人の信者さんから、一枚の葉書大カードが私の手元に戻ってきました。
そのカードは、1984年5月29日の私の終生誓願式に作ったもので、少し古びていました。

あの時、姉妹にお願いして、地模様のある型紙を100枚ほど葉書大の大きさに切っていただき、点字で自作のカードを作りました。

葉書の下方に点字でカリスの図を浮き彫りに打ち出し
その上方の余白に JとT、イエスとたまえ(玉枝)の頭文字を並べて打ち出し、
中央に、カリスから溢れ出たみ言葉、私の標語「私と父とは一つである。」(ヨハネ10の30)
が書かれています。

あのときにはお客様が非常に大勢いらしてくださり、カードは全部さしあげて、自分のものは残りませんでした。
この古びた素朴なカードには信者さんの祈りが込められています。

良い牧者キリストと御父の手の中で私たちは「すべてにまさって尊いもの」と呼ばれています。
御父を標語に入れたいと願いながら探したみ言葉です。
たぶん子供のころから「おまえたちはお父さんの宝だ。」と言われて育ったからでしょう。
父母の愛にまさってまことの愛が語られているからです。

三位一体の命に入れていただいた私たちは幸いです。