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私の標語 「喜びと共に、平和の内に」     Sr 本田由利子



 同輩の姉妹たちは一生懸命に、聖書の中に良い言葉を探していました。私は自分の一生の指針となる言葉は、主から頂きたいと思っていましたので、その意向で祈っていました。

 そしてある時、「喜びと共に、平和のうちに」と言う言葉が閃きました。あっこれだワ、と確信しました。
 その頃の総長のメール・マリ・クロードが私達のレクリエーションにいらした時「あなた達の標語を教えて頂だい」と言われました。私が自分のを言うと、ある姉妹達が「アラ、それは聖書の言葉ではない」と言いました。しかしメール・マリ・クロードは「これは聖書全体を表していますよ」と仰って下さり、私は本当に主が私に一生の指針として下さった言葉だとの確信を強めました。

 さて、若い時には「喜びと共に」は容易ですが「平和と共に」は難しく思われました。しかし、年を重ねて「喜び」が、いつの間にか何処かに行ってしまいましたが、心の内に平和が座っているのに気付きました。今はこの平和の中に喜びをじわじわと戻して来なければ・・・と感じています。