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Sr.本田由利子が帰天しました   
   1936年 9月6日 誕生          1961年 本会に入会(フランス)    1964年 4月11日 初誓願宣立    1968年 9月14日 終生誓願宣立 標語“喜びと共に、平和のうちに”    2014年 5月11日 金祝(誓願50周年記念)    2014年 5月21日 帰天   姉妹は本会がまだ日本に創立されていなかった1961年に25歳でフランスへ入会し、   1968年に日本に本会が創立されてからすぐ帰国しました。   Sr.山本愛子のあとを引き継いで院長職と修練長職を務め、1977年には副総長として   6年間修道会のために奉仕しました。   1983年に帰国し、そのあとイギリスへ、1994年から6年間再び日本の共同体の院長職   を務め、2001年にフランスへ渡り、と外国生活が長かったのですが、2010年に念願の   最終帰国をしました。   本当に本会全体そして日本の共同体のために捧げ尽くした生涯でした。   身体的なハンディは大きかったのですが、バイタリティと持って生まれた統率力で事を進め、   困難をものともせずに乗り切っていく勇敢な姉妹でした。   昨年の末に圧迫骨折で一時寝たきりになったのですが、それでも頑張って4月から   自立できるようになりました。しかし、体力の低下を本人は味わわなければなりませんでした。   活動的なシスター本田にとって本当にそれは大きな試練で、身体的な苦痛もかなりあったの   ですが、それをあまり表に出さず、穏やかな表情で神様にすべてをお捧げしていました。   そして5月21日の夕方、入浴中に心臓発作で急逝しました。   お風呂が大好きでしたから、お湯につかって、いい気持ちのところを、超特急に乗せられて   天国に連れて行かれたのは神様のユーモアだったのでしょう。   姉妹は神様から本当に愛されていたのだと思います。