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懐かしい日本の皆様

スール雅枝(関)


 来年は修業の門に入って50年を迎えます。
 金祝までは後3年程ありますが、少し振り返ってみました。

 若い時には生意気にも「わたしは愛と謙遜の道を行く《などと啖呵を切ったものですが、 毎日それを願って祈って来たにもかかわらず50年経った今もまだ初心を果たしていません。 書くことも描くこともままならなくな り、パソコンもやっとこになったので残された日々を初心に戻って生き直す時がきたと励ましています。
ただ受けること、存在しているだけで愛を示すことができるように、祈って下さい。わたしも皆様のためお祈りをお約束します。

師父アントワヌ
アントワヌは言った:わたしは敵の網が地上に張り巡ら
されているのを見た。それで呻きながら言った。
「いったい誰がくぐり抜けられるだろうか?《
その時ある声が聞こえた。「けんそん《と。

collection alphabétique Antoine 6