修道院便り2008年

 

   一   致      Sr  佐々木 あとみ

・・・おおキリスト主なるイエス、おおキリスト主なるイエス…。
                     聖なる霊よ、愛の火をともすため、おいで下さい聖なる霊よ・・・

テゼーの祈りは植松さんのギターリードで始まりました。 単純で素朴な、けれど神様に素直に心を向けられるメロディーを何度も繰り返します。

テゼーの祈りはカトリック・プロテスタントを超えて共にイエスキリストを讃える超教派の祈りです。いくつかの讃美の間に、聖書から「ローマの信徒への手紙」と「ヨハネによる福音書」が朗読され、一時沈黙の祈りを捧げます。そして共同祈願。

カトリック・プロテスタント、すべての人と心をあわせてキリストを讃え、キリストの平和が私たちの内に、そして世界中のすみずみにまで行きわたりますように!

続いて「詩篇23篇」が唱和され、祈願の終わりに全員で「主の祈り」。 今回は「麦の穂会」(召命を祈り求めるグループ)の皆さんを中心に、修道院のメンバーをあわせて35名ほどの集まりとなりました。

「世界の平和と一致」これこそ私達が、そしてすべてのキリスト者が日々、イエスキリストを通して父なる神様に願い求めていることです。

9月6日(土)、平和の元后修道院の御聖堂は祈りでいっぱいになりました。

すべてを超えて永遠の愛を送り続けて下さっている神様が、聖霊の広く大きく豊かな風が吹き貫けていった一日でした。

 

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