2018年は歌の係りの様々な仕事で明け暮れていた感がある。ミサと聖務で歌う曲を選んで一週間前に掲示するのが主な仕事で、楽しいと同時に選曲に苦労する。
ここで使っている讃美歌は、先輩たちが作ってくださった固有の讃美歌集に収録されているもので名曲ばかりだ。
しかし、4半世紀もの間、同じものを歌っていると、祈りに参加されるお客さまから「新しい歌を加えないのですか?」と声がかかる。
本会のフランス母院では、聖人、殉教者、使徒等 固有の讃美歌が歌われていた。日本ではこの種の讃美歌は作曲されていないのだろうか?キリスト教の讃美歌を一か所に登録できないだろうか?
主は御父に 賛美し続けておられるのだから、私たちは、その賛美に歌声をお貸ししてあずからせていただく特権を持ち続ける使命がある。
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私は、新しい讃美歌のプリントを手にしながらイライラしてくる気持ちを抱きしめながら、目の見える姉妹でその楽譜を見てもらえそうな姉妹を捜し、読んでもらって仕事をこなしてきた。
姉妹たちは、快く、即座に協力してくださった。主が望まれたから、そのようになったのだろう。
主が地上にもたらされた天上の賛美を私たちがダイナミックに歌い、神の栄光を讃える熱意を燃え立たせてくださるように。
次の優秀な世代がこれを引き継いでいくように。
私は、盲学校で歌う喜びを持たせていただいた。ここで習った発声法で歌声を整え、これからも主に用いていただき、教会に奉仕させていただこう。
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