Sr. Maria 光恵 (佐久間光恵) 私にとって、神とは、在るお方です。 モーセがシナイの荒野で主に出会い、「あなたの名は?」と問うた時、 わたしはある とお答えになりました。 何と不可知で神秘に満ちていることか! ![]() いつも不在の神としか感じられない私ですが、この年まで生きて、 その言葉に納得し、信じることができるようになってきました。 しかし、あなたは、この小さな私にとって、いつになっても 見えない方、聞きとれない方、触れえない方です。 全てを超え、深遠で極め得ないお方。それでいて、全ての内に在り、 支え、保ち、生かしておられる方。 あなたを想う時、命のうたが聴こえてきます。 それは、水の流れの音なのか・・・ 炎の燃える音なのか・・・ 風が揺らぐ音なのか・・・ 私には、解りません。 私にとって神は命です。透明な光です。 そして、神は、愛、そのものです、としか言えません。 語るより黙するほうがふさわしいでしょう・・・ 主イエスは仰せになった。 「わたしを見た者は父を見たのである。」 |