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今年は思いがけないことが二度ありました。

これらの事を通して体験したことを、皆さんと分かち合いたいと思います。

 まず、2月5日、日本26聖人の祝日の朝、ミサの後、この修道院の最年長のシスター服部が、元気でいつもと変わらない生活をしていたのに、突然倒れて救急車で病院に運ばれましたが脳内出血でそのまま天に召されてしまいました。

 私よりも修道生活が七年先輩のシスターで、私は入会した日からお世話になりずっと一緒に修道生活を歩んできました。彼女は性格として決して目立つことはありませんでしたが、生涯、志願者の係を忠実に果たしつつ、修練長と若い人々の両方の支えとなって奉献生活を全うしました。
 同年輩の私は「あのように、このいただいた奉献生活を全うしたい!」との思いを新たにさせられました。

 もう一つの体験は、8月中旬のある日、突然に体調を崩し救急車で病院に運ばれ、約一か月間茂原の病院でお世話になった時のことです。
 用事があってブザーを押しますと、看護師さんが、いつも飛んでき来られ優しく、一人一人の願いを聞き、すぐに対応してくださっていました。
 この体験を通して、「修道院で生涯、共同生活を送る私もあのように他の人、一人一人を心から大切にして生きたい!」との思いを新たにさせていただきました。
 また、同時に、私がここの修道会に入会するときからずっと、お祈り、その他でいつも支えて下さる多くの方々への感謝をも、新たにしております。 
 皆様、本当にありがとうございます! 

心からの感謝を新たにしつつ。