修道院のお庭に「三角ガーデン」と名付けられた一角があります。
ガーデンとは名ばかりで、以前はドラム缶が置いてあるだけで、ほとんどデットスペースと化していました。
もったいないスペース・・・と思いながらも、ほとんどそのままになっていました。

 それが、今年ご近所のプロの庭師さんの方々のおかげで、色とりどりのお花が咲き乱れ、 見違えるようなきれいなお花畑になりました。 毎朝、モップを叩きに外へ出たときに見るのが楽しみになりました。 また夕方の念祷をお花畑の傍らでする姉妹もいて、素敵な祈りのスペースにもなっているようです。

 先日の台風のあと、気になって外へ出てみると、倒れているお花もありましたが、 傾きつつも太陽に向かって咲いているのを見つけました。
神さまに向かって一生懸命、咲こうとしているような、生きようとしているような、 いつくしみ深い神さまを喜ばせよう、賛美しようとしているような姿が とても印象的でした。大雨や強風にも負けない姿は、何よりも”生きている!”ということを 感じさせてくれました。

 花もありましたが、傾きつつも太陽に向かって咲いているのを見つけました。 神さまに向かって一生懸命、咲こうとしているような、生きようとしているような、 いつくしみ深い神さまを喜ばせよう、賛美しようとしているような姿がとても印象的でした。
大雨や強風にも負けない姿は、何よりも”生きている!”ということを感じさせてくれました。

 限られた生命を精一杯生き抜くことは、人間も植物も同じなのでしょう。 それが誰を見て、誰に向かって、どう生きるのかが私達に絶えず問われていることなのだと思います。