「現在の苦しみは、将来わたしたちに現わされるはずの栄光に比べると 取るに足りないと思います。
被造物は神の子らが現われるのを切なる思いで待ち焦がれているのです。 被造物もやがて腐敗の隷属から自由 にされて神の子供の栄光の自由にあずかるのです」
             ロマ書8章 16節から21節

 世界の教会は、9月1日を「被造物を大切にする世界祈願日」としています。
10月4日のアシジのフランシスコの記念日までを被造物の季節とし、教皇 フランシスコのメッセージは「被造物の声をきけ」とありました。 過剰な消費主義の支配のもとにある大地のうめき声(大雨、洪水、干ばつ、火事) 気候変動による災害や先住民族への暴力、貧しい人々の声がきこえてきます。

 温暖化の原因は、化石燃料のCO2排出だけでなく、メタンそれも水田や家畜の 廃棄物からもあると最近知りました。  温暖化による災害がひどくなってきて、なんとかストップさせようと、 さまざまな取り組みや努力がなされている記事を目にするようにもなりました。

― 静かで平和な世界 ―
 千葉の太平洋に面した小さな田舎の白子町は、晴れた日の青空が広がり、 緑の田んぼや木々が美しい。  修院の庭に今年の春、小さな花壇が近所の庭のお仕事をされている方の好意で つくられました。
 *花壇の花(キバナコスモス、オレンジと赤)、ピンクと白のコスモス、 サルヴィア、コクシネア、ペチュニア、マリーゴールド、ヤグルマギク、 カスミソウ、忘れな草(青い小さな花)?サンビタリア、ハナビシソウ、 バーベナ、フロックス)などなど名も知らない花もあります。

いろいろな美しい花々が咲いて眺めているとまだまだ地球の未来に希望がある ように思えます。勇気のある人達の正義と平和、そして美を求めている人々を 応援し、祈ります。 核戦争の脅威ということばが聞かれるなかで。